「ホテル・旅館の温泉」の楽しみ方は、宿泊しての温泉への入浴が前提ですが日帰り入浴も可能な施設もあり、のんびりと自分のペースで温泉に入浴できる事です。温泉地によっては、日帰り入浴できる施設も多く、リーズナブルな料金で立ち寄ることもできます。「ホテルや旅館の温泉」は、宿泊客がメインであるため、アメニティが充実していることも多いです。無料の貸し出しタオルやシャンプーを選べるシステムなど、ホテルや旅館によってサービスは様々です。
源泉かけ流しの「ホテル・旅館の温泉」の場合、メンテナンスなどの影響で、宿泊しても24時間入浴ができない事もあります。
(食事は利用していないので平均の2.5としました) 以前から訪れてみたいと思っていたここにようやく訪問。 オープンから10年以上たっているのに今まで訪問できずにいた最大の理由はその立地。とにか...(もっと口コミを読み込む)
堺浜楽天温泉 祥福の口コミ by ひーさんさん
(食事は利用していないので平均の2.5としました)
以前から訪れてみたいと思っていたここにようやく訪問。
オープンから10年以上たっているのに今まで訪問できずにいた最大の理由はその立地。とにかくへんぴ。スー銭は駐車場も含めて広大な土地が必要となるため市街地には存在しないものだが、それにしてもここは本当に何もない倉庫街の中の海沿いに忽然と現れる複合施設の一角で、その複合施設もそれだけではどうも集客力に疑問があるような施設が並び立っている。この立地では相当施設に自信がなければやっていけないはず、と期待して入浴したのだが…
正直かなり期待外れな印象だった。
泉質はこれといった特徴のない単純泉で、色・匂いともに大きな個性はない。
浴室自体はこのように広大な土地に立派な建物を建てて営業している割にはかなり手狭なスペース。ホームページには海に沈む夕日を見ながら入浴できるようなことが書いてあるが、海側の塀は高く、入浴しながらでは外の景色は何も見えない。立ち上がって眺めたとしても、埋め立て地の倉庫街の岸壁の向こうに沈む夕日など風情も何もないであろう。
露天スペースはかなり狭く、混雑時は人があふれるのではないかと思ってしまう。
しかもそのスペースのほとんどが屋根で覆われており本当の意味での露天風呂になっていない。「雨と雪降ってまたよし露天風呂」が露天の醍醐味だと思っている自分としては大いに不満が残るところ。
内湯の高濃度炭酸泉はその名にたがわず炭酸の濃度が高く、この点は評価ができる。
内湯、露天通じて全体に湯温の設定は低めで、最も高い露天の主浴槽でも40~41℃程度だった。ぬるめの湯にゆっくり浸かれという事なのだろうが、浴槽によっての選択肢があっても良いと思う。
24時間営業を行っているようで、入浴施設以外にチムジルバンやカプセルホテルのような宿泊施設、漫画の蔵書18,000冊という漫画カフェなど、スーパー銭湯というよりは複合施設としてメリットを売りにしているようだが、自分のような温泉好きには単なるオーバースペックでしかなく、まずは入浴施設をもっと充実させるべきではなかったかと思えてくる。
ちなみにホームページには土日祝日の朝は早朝割引として6:00~9:00の間入浴料が100円引きになるとの記述があるが、これは退館時間ベースなので注意が必要。料金は退館時に清算するシステムなので、実際には8:45にチェックアウトしないと割引されないようである。正直詐欺商法ではないかと思う。