泉質ってなに? |
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温泉水に含有する成分によって温泉を分類し、湯の特色を示したものが泉質です。
温泉水の中には非常に多くの種類の物質が溶け込んでおり、その大部分はプラスかマイナスの電気を帯び陽イオンか陰イオンとなって存在しています。
【主要な陽イオンは、アルカリ金属(ナトリウムやカリウム)・アルカリ土類金属(カルシウムやマグネシウム)・鉄・アルミニウムなどのイオンであり、陰イオンは炭酸水素イオン・塩素イオン・硫酸イオンなどが主なものです。】
| 泉質名 | 特徴 |
|---|---|
| 単純温泉 | 泉温が25度以上で、一般に無色透明・無味・無臭。 刺激が弱く、肌に優しい。 |
| 二酸化炭素泉 | 炭酸ガスが溶け込んだ温泉で、サイダーのような酸味がある。保温効果が高い。 |
| 炭酸水素塩泉 | ヌメヌメした肌ざわり。 美人の湯の多くがこれに当たる。 |
| 塩化物泉 | 海沿いに多い食塩泉で、味が塩辛い。 飲用すれば胃腸に効く。 |
| 放射能泉 | ラジウム泉のことを指す。 高血圧症などに効果がある。 |
| 硫黄泉 | 酸味があり、空気に触れると白濁する。 皮膚炎によく効く。 |
このような温泉水を蒸発乾固させると、水分は逃げ、溶存成分の陽イオンと陰イオンが結合して、炭酸水素塩・塩化物・硫酸塩などの形の塩類となって析出します。
したがって、温泉の泉質の多くはこれらの塩類の名前で示されています。蒸発させて個体の形で得られる塩類その他の成分は固形成分とも呼ばれます。
代表的な泉質とその特色については、表4に示しています。
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